プロフィールと受講動機
プロフィール:MKさん(53歳)/会社経営者
受講動機:「売上に執着できない自分の“見えないブレーキ”を外したい」
受講前の状態
- 課題感:商売の厳しさは頭では理解しているのに、売上へ徹底的にコミットできない自分がいる。どこかにメンタルブロックがあると感じていた。
- 背景:これまでにも瞑想や心理学合宿、書籍による自己探求を継続。理解は深まるが、現実の行動と直結しないもどかしさが残っていた。
- 直観:「考えても分からない領域」がある。“感じる世界”に踏み込む必要を感じていた。
ReBirthを選んだ理由
- 思考中心の探求には限界があると感じ、“身体感覚と感情”にアクセスするワークに可能性を見いだした。
- 「売上に本気になれない」という経営の悩みは無意識の恐怖や痛みの回避と結びついているのでは、という仮説を検証したかった。
プログラムの中での体験・気づき
痛みに意識を向ける
- 今まで避けてきた“痛み”に意識を向けることを行った。
- ワークに取り組む中で、幼少期の「父の怒鳴り声」の記憶が再び浮上。就寝時、身体が硬直するほどの反応が出た。
- 自分では「乗り越えたつもり」の記憶は、実は恐怖にフタをしていただけだと体感を伴って理解できた。
母への愛着欲求
- これまで把握していた「母に愛されたい」という欲求のさらに下に、「父への恐怖から守ってほしい」という切実な願いがあったことに気づく。
- “本当の声”:怖くて動けない自分、逃げたい自分が今も内側にいる。
- 「お母さんは守ってくれない」という虚無感に今も向き合っていることに気づけた。
俯瞰する自分
- 恐怖そのものを感じる主体でありながら、同時に一歩引いて俯瞰できる自分の感覚が芽生えた。
- 幼少期のトラウマと今までの人生で経験した出来事が一本の線でつながっていると感じられる体験をした。頭での「理解」から身体での「感得」へと質が変化。
受講後に起きた変化(内面・行動・関係性)
内面の変化
- 恐怖や痛みを「ダメな自分の証拠」として避けず、感じ切る対象として扱えるように。
- 日常で違和感を覚えたら、「ワークだ」と思い出し、自分の内面に目を向ける習慣が定着。
行動の変化
- 弱さの開示:自己紹介の場で、幼少期の恐怖体験を語れるようになった。
- その結果、参加者の約4割が「実は自分も…」と打ち明け、共感の輪が生まれる。
- 仕事面でも、売上が追いついていない現状を見栄を張らずに共有し、外部へ相談できるように。
関係性の変化
- 兄との関係では、鎧を脱いで本音で向き合うことを決意。
- 今までは自分の正解で相手を見ていたことを反省し、まずはこれまでの態度をお詫びするところから関係回復を図ると決めることができた。
印象的なセッションの瞬間
「衝突から逃げてきた」——関係性の深まりを恐れ、表面だけを整える癖があることに気づくことができた。
セッション中に真正面からぶつかる対話を重ね、「相手を思って言い合うことは、むしろ関係を深める行為」だと体感したことが最も印象的だった。
「この人(講師)は本気で自分に向き合ってくれている」という愛情を受け取り、内側の安全感が増した。
プログラムを通じての学び
- 思考・信念の層よりも手前にある、動物的・原初的な仕組みが意思決定を左右していることへの確信を得た。
- 頭の理解だけでなく、身体反応や感情にアクセスする実技を習得できた。
- 「感じる自分」と「俯瞰する自分」を併走させることで、恐怖を包み込みながら行動できるようになった。
MKさんからのメッセージ
理論はたくさん知っているけど実際には行動できない人にぜひReBirthプログラムを受けてほしい。
すでに心理学や自己探求を学び、理解は進んでいるのに、最後の一段が越えられない人にReBirthは向いています。
スピリチュアルなワークを敬遠してきた方にも、実践的で安全な方法で内側に触れる体験ができます。
まとめ—「弱さの開示」が生む、売上と関係性の土台
- 売上へのコミットメントを阻むのは、戦略不足ではなくリーダーの内的安全不足であることが多い。
- 弱さを言語化し、共有することで、支援が集まり、行動が変わる。
- ReBirthは、外の基準に左右されず、本当の自分を信じて受け入れることで、しなやかに人生を選択していく力を育むプログラムです。
企業向けReBirthのプログラム詳細
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